森林大国の日本で森林浴を!

最近ストレス溜まってませんか?それ、気のせいではありません。私たちの体には、環境の変化に応じ、瞬時に逃げ出すことを手助けする身体機能が備わっています。ストレスを感じると心拍数が上がり、息が上がり、筋肉は硬直します。危ない狼を見かけたらダッシュ!できるように、でしょうか。

ストレスという身体機能のおかげで人類は今日まで生き延び、繁栄することができました。おかげで私は、快適な部屋で、文明の機器を使いながらこの記事も書いているわけです。その反面、生死に関わる場面でなくてもストレスは出現し、心身の健康を蝕みます。

コロナ禍でなければストレス解消として青い海辺でのんびりする旅、いや温泉の旅などを企画するのかもしれませんし、コロナ禍でも旅行を企画する人もいるかもしれません。そんな中、もっと手軽で、経済的なストレス軽減法があることをご存知でしょうか?

そう、森林浴です。マイナスイオンたっぷりの森林に最短で15分過ごすだけでも効果があります。自然との調和が古くからあった日本では、昔から森林でゆっくりする風習はありましたが「森林浴」という言葉で知られるようになったのは、1982年。林野庁の当時の長官が提唱したと言われています。

そして朗報です!日本はフィンランド、スウェーデンに次いで、面積あたりの森林率が世界の先進国の中では3位を誇っています!国土の68.5%が森林なのです。もし都内にお住まいであれば、明治神宮が行きやすいのではないでしょうか。

さて、気になるストレスに対する森林浴の効果はと言うと「緑いっぱいで気持ちいい」ということ以外にも、科学で証明された効果があります。

まず、森林浴によって免疫機能に大事なNK細胞が活性化します。1日森林浴をした人は、そうでない人に比べて27%(森林浴の1日後)と53%(森林浴の2日後)もNK細胞が活性化してことが研究結果としてあります。

また、森林浴はストレスホルモンであるコルチゾールを下げる効果もあります。唾液中のコルチゾールが森林浴をした人は、そうでない人に比べて下がることが確認されています。さらには、樹木が放出するフィトンチッドという抗菌作用のある物質により、森林独特の香りがあたり一面に広がり、癒しを与えてくれます。

ストレスホルモンを下げて、免疫力をあげて、癒される。そんな素晴らしい森林浴をしたくなってきましたね!今週はなんとトトロの森1号地で森林浴を企画しています。ご参加の場合は事前申し込みが必要なので、ぜひご確認ください。また、ご都合がつかない場合は、今後も森林浴を企画するので、ぜひインスタグラムやメーリングリストにご登録することで、最新情報を受け取れるようにしてみてください。

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